限りある時間

今更だけれど、お正月にキョンキョンが
テレビで言っていたことすごく心に響いた。

「私もまもなく50歳になるんですけど、45過ぎからちょっとずつ、
　時間に限りがあるっていう感覚をやっぱり捉えていて。
　それであと何年あるかわからないけど、何ができるだろうって、
　私はずっとそれをあと延ばしにして、
　50になったら考えようと思って自分を…なんて言うのかな、
　ごまかしてこの５年くらい生きているんですけど。
　やっぱりこう、環境というか、全てを捨てるとかって気持ち良さそうとか、
　でもその分覚悟をしなくちゃって想像はできるんだけど、まだ何も動けてなくて。
　ニューヨークなんかに来ると、若い人も含めて、
　夢だとか目標とか目的とかをちゃんと持ってニューヨークに来てる人が多いじゃないですか。
　なのでニューヨークに来ると、若い時からいつも押し潰されそうになるんですよね。
　私にはそれがないっていう…
　私にはそういうものがないって。
　なんとなく生きてきちゃったみたいな気持ちになって。」

なんてことをニューヨークに言って話しておりました。

時間に限りある。

以前「私の時間を奪わないで欲しい。」
という言葉が響きましたが、やっぱり同じ。

時間に限りあるって最近つくづく感じます。

子供の頃の占いで大器晩成とありましたが、
新卒で入った会社で辛く苦しい思いばかりで、
本当に二度とあんなところには戻りたくない。

社会人人生の一番良い時期を苦しい思いばかりして。

唯一、大器晩成と思っておりました。

今は忙しいし、大変だし、休みないし。
問題次から次へと出てくるし、おいって感じですが、
それでもやっと自分の思うような仕事できているかな
そんな風に思います。

それも、あの苦しい時があったからこそ。

本音を言えば、もっと若い時に今の仕事と出会いたかった。
でも、多分、若い頃は今の仕事と出会っても楽しくなかったかも。
今だから、ようやく気付いたのかも。

定年までもちろん頑張るつもりですが、
限りある時間でもっともっと良い会社作り上げたいな。